生活習慣病雑記


ドロドロ血液は不健康な血液



一般に言われる「ドロドロ血液」と「サラサラ血液」ですが、ドロドロは不健康でサラサラは健康的な血液を表しているのはご存知だと思います。そして、現在の日本では不健康なドロドロ血液の人が増加しています。

ドロドロの血液は流れにくく、全身に血液を流すのに高い圧力で押し出すために高血圧になります。動脈硬化になりやすく、動脈硬化で堆積した血管壁の堆積物が破損して血栓になり、心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすくなります。

血液中のコレステロール、中性脂肪、血糖などの濃度が高いと、血液の血球成分に異常が起こり血液がドロドロになりスムーズに流れなくなります。

正常ならば赤血球の膜は非常に柔軟で、赤血球よりも狭い毛細血管をするりと抜けることが出来ますが、動物性脂質に多い飽和脂肪酸は血液中のコレステロールを増やし赤血球の膜を硬くして毛細血管を通りにくくします。逆に、DHA、EPAなどの青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は赤血球の膜を柔らかくします。

糖尿病などで血糖値が高いと赤血球同士がくっつきやすく血液を流れにくくします。

血圧が高い、あるいは中性脂肪が多いと血小板の凝集性が高くなります。

コレステロール、中性脂肪は食生活のコントロールで改善できます。DHA、EPA、クエン酸、オレイン酸などは血行をよくする成分としてよく知られています。

喫煙やストレス、過労は体内に活性酸素を発生し、白血球の粘着性を高めます。最近では活性酸素を除去する食品としてSOD様作用食品が注目されています。

人は呼吸するだけでも活性酸素が体内に発生します。それを除去するのがSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)と呼ばれる酵素なのですが、現代では大気汚染、喫煙、ストレスなどの活性酸素を発生させる原因が多くあるために、体内でのSODの生成が間に合わず生活習慣病の一因となっていると考えられています。

SODと同じような作用をする物質を含む食品を「SOD様作用食品」と呼び、体内で不足するSODをSOD様作用食品で補うことが出来ます。カテキン、イソフラボンなどで知られるポリフェノールやビタミンC、ビタミンE、β-カロチンなどのビタミンを多く含む食品です。

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