生活習慣病雑記


フコイダンとは



フコイダンは、おもに海草のねばねば成分に多く含まれる食物繊維です。渇藻類と呼ばれるモズク、昆布、ワカメなどの海藻類に多く含まれ、近年健康食品として注目されるようになりました。

1931年にフコイダンは発見され、1970年代から盛んに研究されるようになりました。1996年に日本癌学会で制癌作用が報告されてからは健康食品として注目を浴びています。

2005年にはフコイダンが人間の悪性リンパ腫の細胞にアポトーシスを起こさせることが発見されました。

アポトーシスは個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる細胞死のことです。

癌化したり異常を起こした細胞はアポトーシスによって取り除かれ続けて、ほとんどの腫瘍の成長は未然に防がれます。

現在のところ、科学的、臨床的なデータは十分ではありませんが、フコイダンには肝機能、高血圧の改善や抗菌作用、アレルギーの抑制、コレステロールを下げたり、癌抑制作用などの効能があると言われています。

基礎研究としては、フコイダンのさまざまな作用が報告されていますが、まだ十分とは言えず、これからの研究データが待たれます。

すでに健康食品としてフコイダンは多くの会社から発売されていますが、医薬品ではないので、病気に対する効能は表示できません。

しかし、一部の医療現場では癌代替医療としてフコイダン療法が行われています。癌細胞をアポトーシスで消滅させる働きも注目されていますが、抗癌剤や放射線の副作用を抑える働きも期待されています。

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