生活習慣病雑記


メタボが招く怖い病気



内臓脂肪型の肥満があり、高血圧、高脂血症、高血糖の内ふたつ以上が当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。それぞれの診断に用いられる検査数値も決められています。

メタボリックを放置すると動脈硬化が進み、動脈硬化によって心疾患や脳卒中の危険性が高くなります。

メタボリックが招く主な疾患には以下のようなものがあります。

●高血圧
血圧が高く維持されている状態。高血圧自体は自覚症状がなく、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、腎不全などの発症リスクを高めます。

●高脂血症
血液中の脂質が過剰な状態。血液中の脂質が不足している状態を含めて脂質異常症といいます。脳梗塞、心筋梗塞の原因となります。 食習慣、運動不足、糖尿病、喫煙などが原因で、それらを解消することで改善されます。

●2型糖尿病
過食や運動不足が原因で血糖値が高い状態。遺伝因子と環境因子があり、遺伝的に糖尿病になりやすい体質と糖尿病になりやすい生活習慣が原因と考えられています。 糖尿病網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症を糖尿病の3大合併症といい、糖尿病そのものよりも恐ろしい合併症です。

●狭心症
心臓の冠動脈の異常で酸素や栄養が不足して胸痛、胸部圧迫感などの症状を起こします。一過性のもので30分以上続くなら心筋梗塞の可能性もあります。

●心筋梗塞
狭心症同様心臓の冠動脈の血流量が下がり、心筋が壊死してしまった状態を心筋梗塞といい、壊死まで至らなかった前段階を狭心症と言います。

●脳卒中
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の総称です。脳梗塞は脳の血管が詰まったり、狭くなって血流が悪くなり、脳出血は脳の中の細かい血管が破れて出血をした状態、くも膜下出血は脳の表面の大きな血管にできた動脈瘤が破れてくも膜の下に出血した状態をいいます。 脳卒中の発作を起こしても命を落とすことは少なくなっていますが、脳が損傷を受けるのでほとんどの人に後遺症が残ります。

メタボリックシンドロームは重篤な病気の前段階と考えることができます。生活習慣を見直すことによって、メタボリックシンドロームは予防できます。

関連記事