生活習慣病雑記


肝臓をいたわる飲酒法「半酔い」のすすめ



「あなたの健康百科」のサイトから「肝臓をいたわる飲酒法、適量は1週間に7合」という記事があったので紹介します。

慶応大学看護医療学部(東京都)の加藤眞三教授に伺ったところ、肝臓をいたわる飲酒法として「半酔い」を勧めているとのこと。

アルコールは脳神経を麻痺させますが、血中アルコール濃度の増加に伴い精神的な抑制がなくなってきます。「半酔い」ならば、気分が爽やかになり、肝臓に負担をかけない飲み方ができます。

「半酔い」の飲酒の量とはどれぐらいかなのか?日本酒ならば1合、ビールだと中ビン1本、ウイスキーだとシングル2杯程度になります。これ以上の飲酒は長期間続けると、肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝になる可能性が高くなります。さらに飲酒が続けばアルコール性肝炎、肝硬変、肝がんへ進むリスクが高まります。

適量の飲酒は1週間の合計で決まります。1日1合ならば、1週間で7合になります。飲酒の多い日もあれば少ない日を作って、1週間の合計の帳尻を合わせるのが肝臓をいたわる飲酒のコツだそうです。

この記事に関連してもうひとつ飲酒の記事を紹介します。同じく「あなたの健康百科」の「ビール1日2本以上で脳卒中が14年早く発症か 仏研究」より。フランスの大学医学部の脳出血患者540人の飲酒習慣の調査結果です。

エタノール換算で週300g以上の飲酒の習慣がある人は、週300g未満しか飲まない人よりも脳卒中リスクが高く、発症時期が約14年早いとの研究結果を発表しました。週300gのアルコールは1日に換算すると日本酒2合、ビール中ビン2本、ワイン4杯に相当します。

エタノール換算で週500g以上の大量飲酒者は540人の内137人(25%)で脳出血発症年齢が平均60歳で、大量飲酒者でない人の平均発症年齢より14歳低い結果となり、60歳未満で脳深部に出血が見られた患者では、大量飲酒者はそうでない人に比べて2年いないの死亡率が高いという研究結果になりました。

このことからも前記事の「半酔い」のすすめは肝臓に負担をかけないだけでなく、脳卒中の発症リスクも低くすることが考えられます。エタノール換算の週300gの飲酒のちょうど半分が「半酔い」の飲酒量になっています。

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