生活習慣病雑記


「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓



肝臓は人の内臓の中で最も大きく、代謝機能、解毒機能、胆汁生成などの重要な働きを担っています。

代謝機能
胃や腸の消化器から吸収された食物の栄養素は肝臓に運ばれ、体内で活用できる形に加工されます。
加工された栄養素は血液を介して全身に運ばれます。

解毒機能
アルコール、薬物、体内で生じた老廃物、食事を通して取り込まれた有害な物質などを解毒、分解して体外に排泄します。

胆汁生成
脂肪を消化する胆汁を産生し、胆のうに蓄え十二指腸に分泌します。


肝臓の機能は血液検査のAST、ALT,γ-GTPなどの項目から知ることができます。

近年は人間ドック、健康診断で肝機能の異常値を示す人が多いようです。

肝機能の低下は肝炎ウイルス、疾病、薬剤によるものなどがあリますが、生活習慣の乱れから脂肪肝やアルコール性肝障害の発症も多くなっています。

過食、アルコールの多飲で肝臓の処理能力を越えてしまうと、肝臓に中性脂肪が溜まり脂肪肝やアルコール性肝障害のリスクが高まります。

肝臓は修復力が強く、初期段階ならば禁酒や食生活の改善で回復することができます。

また、肝臓は予備能力も大きいので、かなりの機能低下に陥るまで症状が現れません。

自覚症状が見られるようになると、肝臓の機能低下は著しく、深刻な状態だといえます。

肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれる所以です。

食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、ストレスは脂肪肝を招きやすくなるばかりでなく、糖尿病や、痛風など他の生活習慣病の原因にもなります。

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