生活習慣病雑記


必須脂肪酸を多く含んでいる食品



人の生命の維持に欠かすことの出来ない必須アミノ酸であるオメガ3系脂肪酸(ω-3)とオメガ6系脂肪酸(ω-6)ですが、この2種類の脂肪酸の摂取バランスを適切に維持することはきわめて重要なことなのです。

オメガ3系脂肪酸は炎症を減らす働きがあり、それに対してオメガ6系脂肪酸は炎症を促進する働きがあります。オメガ3系脂肪酸が不足する状態にあると、炎症が慢性化し、アルツハイマー病、心疾患、がんなどが発症しやすくなります。

リウマチ性関節炎などの炎症性関節疾患の患者に、オメガ3系脂肪酸のサプリメントを使用し、良い結果が得られ必要な医薬品投与量を減らすことが出来たり、オメガ3系脂肪酸を多く含む食事はクローン病、喘息などの炎症性疾患の患者に有益であるなどの研究結果もあります。

オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸を摂取する割合は1対1から1対4が望ましいとされています。現代の日本人は加工食品、外食が多く欧米化された食生活を送っているので、その割合は1対10から1対14となっています。

オメガ6系脂肪酸は普通の食生活では摂り過ぎになっています。人には欠かせない必須脂肪酸で一時的に中性脂肪を下げる効果もあります。不足すると髪のパサつきや抜け毛が増えたり、傷の治りが遅くなるなどの症状がでますが、過剰な摂取はアレルギーを悪化させたり大腸がんのリスクを高めます。

オメガ3系脂肪酸は代表的なものに魚油に含まれるDHA、EPAがありますが、摂取不足になりやすい脂肪酸です。心疾患、糖尿病、アルツハイマー病、うつ病などの発症リスクを低減させる効果があり、生活習慣病の予防、肌荒れ、便秘の改善にも良いとされています。また、不足すると学習能力や視力の低下を招きます。

オメガ3系脂肪酸を多く含む食品
魚油食品、肝油、ニシン、サバ、鮭、イワシ、タラ、えごま油、シソ油、亜麻仁油、キャノーラ油、くるみ、緑黄色野菜、豆類など

オメガ6系脂肪酸を多く含む食品
紅花油、ひまわり油、コーンオイル、ごま油、グレープシードオイルなど

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